今回は日本で購入できる缶ワイン「LALAVIN(ラ・ラ・ヴァン)について紹介し、実際に人気の赤と白を飲んでみた味の感想をお伝えします。
そもそもLALAVIN(ラ・ラ・ヴァン)とは
醤油で有名なキッコーマン株式会社のワインブランド「マンズワイン株式会社」がチリ産のワインを使用して販売している缶ワインです。
マンズワイン株式会社は日本で有名なワインの生産地山梨県と長野県の2か所にワイナリーを持ち、そのうちの山梨県の勝沼ワイナリーは1962年創業の山梨県内最大のワイナリーとなっています。
また、長野県にある小諸ワイナリーには信州の風土を模した約3000坪もの日本庭園「万酔園」がありとても魅力のあるワイナリーです。
そこで製造されているのがこのLALAVIN(ラ・ラ・ヴァン)というわけです。
ワイナリー見学も行っていますので気になる方は是非足を運んでみてはいかがでしょうか?
ラ・ラ・ヴァンの種類
ラ・ラ・ヴァンには「赤ワイン」「白ワイン」「スパークリング」の3つの種類がありますが、今回は「赤ワイン」と「白ワイン」の2つを飲んでみたいと思います。
- 内容量:300ml
- アルコール度数:11%
- 使用ワイン:チリ産テーブルワイン
商品にはチリ産のワインを使用し、持ち運びやすいようにアルミ缶に詰められたワインで程よい渋みでふくよかな味わいのワイン。このように紹介があります。
また、他の缶ワインと違いスクリューキャップ付きの缶ワインです。
続いて白ワイン
- 内容量:300ml
- アルコール度数:11%
- 使用ワイン:チリ産テーブルワイン
こちらも同じくチリのテーブルワインを使用したワイン。ほどよい酸味でさわやかな口当たりの白ワインとのこと。
今回はこの2種類を飲んでみたいと思います。
ラ・ラ・ヴァン 赤ワインのレビュー
- 色合い:深みがあり、やや高級感のある色調。
- 香り:ほんのりブドウの香りを感じることができ、アルコールをあまり感させない香り。
- 味わい:フルーティーでクセがなくクランベリーのような味わいがある。
チリ産ワインの全体的な特徴として、ブドウ栽培に最適な環境で栽培されているため熟したブドウが多く果実味が濃いフルーティーな味わいのワインが多いイメージがあります。
このラ・ラ・ヴァンもチリ産ワインによく見受けられるフルーティーさを感じられ、渋みが少なくとても飲みやすい印象を持ちました。
また、切れがよく口に後味が残らないため普段からワインを飲まない人でも親しみやすいワインだと思います。
反対にワインを日頃から嗜んでいてフルボディーのワインを好んで飲む人からすると少し物足りなさを感じるのかなと思いました。
飲み頃温度は10~12度がベストです。
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- 甘辛度
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- 渋み
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- 飲み口
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- ボディ
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- 合うシーン
- カジュアル
- バーベキュー
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- 合う料理
- 肉料理
- LALAVIN(ラ・ラ・ヴァン) 赤
- チリ産ワイン特有のフルーティーさを感じることができるワイン。ミディアムボディーで渋みが少なくとても飲みやすい。お肉料理にもピッタリ。
- ¥374 / 本
ラ・ラ・ヴァン 白ワインのレビュー
- 外観:やや茶色みがかったゴールド
- 香り:少しリンゴを思わせるようなクセのある香り
- 味わい:やや甘口でアルコールをあまり感じさせずスッキリとした味わい。
優しい口当たりで余計な雑味もなくスッキリした味わい。
ラベルにはやや辛口と表記されていましたがやや甘口の味わいで、酸味と渋みのバランスが程よくとれたワインだと思いました。
飲み頃温度は6~8度がベストですが香りをより感じたい人は10度ほどの温度帯で飲む事をお勧めします。(冷やしすぎるとワインの風味を損ねますので注意)
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- 甘辛度
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- 渋み
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- 飲み口
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- ボディ
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- 合うシーン
- わいわい
- 海
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- 合う料理
- 魚料理
- カルパッチョ
- シュリンプ
- LALAVIN(ラ・ラ・ヴァン) 白
- やや甘口で酸味と渋みのバランスがよくスッキリとした味わいの白ワイン。ライトボディで女性やワイン初心者の方でも気軽に飲める。魚料理にピッタリ。
- ¥374 / 本
豆知識:チリ産ワインの特徴
ここで少しチリのワインについて補足をしたいと思います。
チリ産ワインが多く日本に輸入されていることはみなさんご存知じかと思いますが、実際にどのぐらい日本に輸入されていると思いますか?
もともと日本は、ワインの聖地として有名なフランスからの輸入量が2014年まで全体の1位でしたが、2015年以降チリが抜いて全体の1位になりました。ちなみに2018年の輸入量約51,000kl。
また、チリはワイン生産量も多く2018年の「国別ワイン生産量のランキング」では世界第6位とワイン造りが非常に盛んな国です。
その要因として気候の特性があり、チリは春から夏にかけて雨がほとんど降らず、昼夜の寒暖差が大きいためブドウの栽培に最適です。
それに加えチリ国内の人件費が安く、ワイナリーの規模も大きく大量生産ができるため日本にコスパのいい商品が多く輸入されているとゆう面もあります。